【電気代の節約】蓄電システムの選び方【災害時の対応】

【電気代の節約】蓄電システムの選び方【災害時の対応】

近年、蓄電池の容量増加と低価格化に伴い、個人でも住宅に蓄電池を導入することができるようになりました。蓄電池を用いて家庭内の電力を補助するシステムを蓄電システムといい、効果的に用いることができれば電気代の節約や災害時の非常電源にするなどのをメリットを享受することができます。

しかしながら、効果的に用いるには状況にあった蓄電システムを選択する必要があるのです。そこで今回は、蓄電システムを選ぶポイントなどについてご紹介したいと思います。

蓄電システムを選ぶ際のポイント

蓄電システムを選ぶポイントとしては以下の3点に注意し、検討するとよいと思います。

  • 蓄電池の種類
  • 蓄電池の容量
  • 太陽光発電との連携

蓄積池の種類

蓄電池の種類としてはリチウムイオン電池が主流になっています。リチウムイオン電池はノートパソコンや携帯電話、スマートフォンの電池としても一般的に利用されていますが、その特徴としては小型化が可能、出力が大きい、充電容量が大きい、寿命が長いことが挙げられます。ただしメリットだけではなくデメリットも存在し、電池自体が破裂や発火を起こす恐れもあります。

例えばサムスン製のスマホが爆発した、充電池が爆発したなどのニュースをよく耳にされているかと思います。これらはリチウムイオン電池が発火したことによる爆発なのですが、最大の原因は安価なリチウムイオン電池を使用していたことが挙げられます。

リチウムイオン電池は通常、多重の安全対策が設けられた上で出荷がなされますが、安価なものの場合には安全対策がなされていなかったり、疎かになったりしているものもあるのが実態です。

そのため、外国製の安価な充電池は避ける必要があり、可能な限り日本製の出所がはっきりしているものを選ぶべきであると考えます。

蓄電池の容量

蓄電池の蓄電量は価格と比例関係にあり、蓄電量が多ければ多いほど、価格は高くなる傾向にあります。また、蓄電量の大小は使用可能時間に直結し、多ければ多いほど長い時間の使用が可能になります。

具体的には、蓄電池の容量が5kWhのもので、テレビ、冷蔵庫、照明などを利用して16時間程度11kWhのもので32時間程度と言われています。

長期間の停電を想定した場合には、蓄電池単独で用いるなら11kWh程度のものを、太陽光発電と併用して用いるなら5kWh程度のものを選択するとよいかもしれません。

なお、蓄電池の容量は運用時の買電量にも影響を及ぼします。蓄電量が多い分、太陽光発電で日中に貯めた電力を多く利用することができ、買電量も大幅に減少します。

容量が多いと価格が上がりますが、停電時の対応能力や、電気代が大幅に節約できることなどを総合的に検討していくとよいでしょう。

太陽光発電との連携

太陽光発電との連携は選択した機種によって可・不可が異なってきます。例えば常時連携可ものもあれば、常時は不可だが停電時のみ可のものや、常時不可のものなどがあります。

当然ながら常時不可の場合には太陽光発電は利用できませんので、太陽光発電を利用して災害対応や節約をお考えの場合は注意が必要です。

蓄電池の寿命は?

携帯電話やスマートフォンの電池は使用(充電)を繰り返すと徐々に利用できる時間が減っていくことを経験されたことのある方が多いと思います。これは電池内部の成分が充電により劣化してしまうことが原因なのですが、これと同じことが蓄電システムにおいても起こります。

と言ってもスマートフォンなどの小型の電池のように1、2年で顕著に劣化するようなことはなく、概ね15年は良好な状態で使用できると言われており、15年間の保証を行なっているメーカーも存在しています。

なお、この15年が経過したらただちに交換が必要かというと、そうではなく、極端に蓄電量が落ちてきた場合に寿命を迎えると考えられます。この場合の期限は機種や使用状況、蓄電池の容量などにより異なり、厳密には定義することができません。

点検は必要なの?

よりよい状態で使用するためには定期的な点検が必要です。と言っても難しい点検や費用のかかるようなものではなく、月に一回、ご自身で行える程度の内容で充分であると言われています。点検の内容や方法は取扱説明書に記載があり、それに準じて点検を行なっていけばよいでしょう。

まとめ

  • 蓄電システムは電気代が節約可能
  • 災害時にも効果的
  • 太陽光発電との連携で効果は数倍にも

蓄電システムはうまく運用することができれば非常にメリットが大きく、またコストパフォーマンスにも優れたものであると思います。また、太陽光発電と組み合わせることにより、より効果的に運用することができ、その際の効果は数倍にも膨れ上がり、年間の電気代を0にすることも可能です。

詳しくは以下の記事で太陽光発電および蓄電システムとの組み合わせについてご紹介していますので、興味のある方はあわせてご一読ください。

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