太陽光発電のウソ・ホント

太陽光発電のウソ・ホント

太陽光発電を薦めるブログやサイトは良いことばかり書いてあって、本当かどうかいまいち信用できないと思いませんか?管理人も良いことばかり書かれているものはいまいち信用できません・・・。そこで今回は太陽光発電について、実際にどうなのかお話ししたいと思います。

太陽光発電とは?

こちらはご存知とは思いますが、太陽光発電とは太陽光パネルを用いた発電方法で、日光があれば発電することができます。そしてここで発電された電気は家庭で使用するだけでなく、電力会社へ「売電」することもできます。
また、太陽光パネルは発電量により住宅用(10kW未満)と産業用(10kW以上)に別れ、それぞれで売電価格や買取期間が異なります。2018年度の売電価格と買取期間は以下の通りです。

住宅用(10kW未満):26円(10年間)

産業用(10kW以上):18円(20年間)

なお、売電価格は売電契約を結んだ時点での価格が買取期間中ずっと同一のものになります。

太陽光発電のメリット

電気代の削減、売電が可能:

一番のメリットとしては、自家発電による電気代の削減および余剰電力の売電が挙げられます。

屋根に設置できるため、狭小地の住宅でも導入可能:

太陽光発電を行うには大きなスペースが必要ですが、建物の屋根に設置することで庭などがない狭小地の住宅でも導入可能です。

パネル自体の寿命が長い:

パネル自体の寿命は20〜30年前後と長く、長期間の運用にも耐えることができます。この期間中、適切な発電量が確保できれば、導入費用の元は十分取れると思われます。

非常時の発電量手段になる:

万が一電力会社からの電力の供給が断たれた場合でも日中は自家発電を行うことができますので、非常時のリスク回避としても価値があると思います。

 

なお、太陽光発電を導入するにあたり、補助金を申請することもできますが、補助金を使用した場合は余剰電力の売電を行うことができなくなりますので注意が必要です。

太陽光発電のデメリット

メンテナンスが必須:

太陽光発電はメンテナンスフリーであると宣伝している業者やブログがありますが、決してそんなことはありません。前述した20〜30年の長期運用を目指すのであれば、定期的なメンテナンスは必須です。

パワーコンディショナーの寿命が短い:

発電した電力を家庭で使用するにはパワーコンディショナーと呼ばれる変換器が必要です。そしてこの変換器の寿命は太陽光パネルの寿命と比較すると短く、20〜30年の運用を行うには場合には1〜2回の交換が必要になります。

売電を行う場合は売電メーター設置が必要(10年毎の交換が必要):

売電を行う場合は売電メーターの設置が必要で、かつ、10年毎に交換が必要になります。価格はそこまで高くなく、1〜2万円で電力会社から購入することができます。

定期的なパネルの清掃が必要:

パネルの表面が汚れてしまうと、発電量が低下してしまいます。パネルの表面には埃や鳥の糞など、色々なものが付着し、本来の発電量を確保するには定期的な清掃でそれらを除去する必要があります。ただし、太陽光パネルが設置されているのは屋根であることが多いですので、ご自身で清掃を行うには難度が高く、怪我や太陽光パネルの破損なども考えられますので、これらは素直に業者に任せるべきであると思います。

シュミレーション(推定)した発電量の確保が確実に確保できる保証がない:

発電量は季節、天候により異なります。また、上記の表面の汚れなどにより、シュミレーションした発電量の確保ができなくなるおそれがあります。シュミレーション時には、フルの性能を用いるのではなく、ある程度発電量が低下したことを見越したシュミレーションを行う必要があります。

設置工事の影響による建物の漏水:

こちらは太陽光発電自体の悪影響などではなく、建物自体への悪影響です。屋根に太陽光パネルを設置する場合、屋根面に様々な固定を行う必要があります。つまり、施工を間違えると屋根の防水層を突き破ってしまうことも考えられるでしょう。そして破られた防水層は防水の役目を果たすことが出来ませんので、当然ながら漏水してしまいます。また、漏水が発生したとしても、太陽光パネルの真下に落ちてくる訳ではありません。建物の形状や仕様などにより、内部を伝って別の箇所から落ちてくることも十分にあり得ます。太陽光発電を設置した後に漏水が起きた場合は、太陽光発電も疑ってみるとよいでしょう。また、業者に対して漏水を指摘した場合、通常の業者であれば工事保険を利用して修理を行ってくれますが、しらばっくれる悪徳業者もいると思います。業者検討時には工事保険に加入しているかなどをしっかりと確認しておく必要があります。

結局、太陽光発電はお得なの??

結論から言います!現段階でもまだまだお得であると言えるでしょう。売電価格は年々値下がりを続けていますが、太陽光パネル自体の価格低下や性能が上昇したことも相まって、まだまだ導入価値はあると思います。また、実はこの売電価格は設置者が初期費用を回収できる金額を見据えて設定されているのです。つまり、年々下がりつつある売電価格は太陽光パネル自体の性能向上と価格低下によるものでもあると言え、初期費用の金額が減った分、導入するためのハードルは下がったと言えます。
ただし、上記はしっかりとした業者をみつけることが出来た場合の話です。デメリットでも記載しましたが、太陽光発電を運用するには定期的なメンテナンスと清掃などが必要不可欠です。これらは素人が手を出すことが難しいので、業者へ依頼する必要があります。ですので、業者を選ぶ際には、長期的な運用を見越したプラン(定期的なメンテナンス・保証込みのプランなど)を提示してくれる会社を選ぶべきだと思います。業者の中にはメリットだけを誇張して客寄せし、初期費用だけで運用プランを見積もり、あたかも非常にお得であると見せかけるような悪徳業者もいるでしょう。こういった業者は後から高額なメンテナンス費用を吹っかけるなど、最終的には損をしてしまう可能性もあります。そういった業者に騙されないためには多くの業者から見積もりを取り、しっかりと比較することが大切です。なお、業者を選ぶ際には上記のデメリットをしっかりと伝えてくれる業者を探すと良いと管理人は思います。

まとめ

  • 太陽光発電はまだまだ導入価値がある
  • 長期的な運用を目指すには定期的なメンテナンスが必須
  • 悪徳業者に騙されないためにはしっかりとした比較が大切
太陽光発電業者の選び方を下記のページでご紹介しています。興味がある方はこちらのページもご覧ください。

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