【リフォーム】バリアフリー化の注意点【実施ポイント】

【リフォーム】バリアフリー化の注意点【実施ポイント】

歳を重ね体の自由が利きづらくなってくると、若いころでは考えもしなかったところで不便を感じるようになります。特に多くの時間を過ごす住宅内で不便を感じることが多くなり、「今までは大丈夫だったのに・・・」と思うような場所でも不便を感じるよういんあります。

また、不便を感じるだけであればまだよいのですが、下手をすると怪我や怪我が元となって寝たきりになってしまうなど、生活に大きな影響を与えかねない事態を招くこともあります。

そのため住宅のバリアフリー化は非常に重要で問題が生じる前に対応すべきなのですが、どんな点に注意すればよいかご存知でしょうか?ポイントを押さえてバリアフリー化を計画、実施することで、より安価で効果的に行うことができます。そこで今回は、バリアフリー化の注意点、ポイントについてご紹介しますので、興味のある方はご一読ください。

バリアフリー化とは?

そもそもバリアフリーとは障碍者の方や高齢者の方などが暮らしやすい、利用しやすい状態にすることを指す言葉であり、住宅においては高齢者向けの内容を指すことが一般です。

こと住宅においては、居住者が若いころにはわからなかった、知りえなかった不便な箇所や障害が、歳を重ね体の動きが衰えた段階で初めてわかることが多いのです。そのため、そのような箇所や障害を取り除くことで、より暮らしやすい・利用しやすい住宅にすることをバリアフリー化と言います。

具体的にはリフォームを行い住宅の各所に細工を施すことを指しますが、バリアフリー化を行う前後で建物の使い勝手、利便性および安全性は大きく異なると言われています。

体に不調を感じるようになった方、もしくは、そのようなご家族がいらっしゃる方は早いうちにバリアフリー化を行うとよいでしょう。

バリアフリー化のポイント

住宅をバリアフリー化するポイントとして、以下の4点に注意してリフォームを行うことをオススメします。

  • 段差は極力なくす
  • 立ち上がる動作が必要な場所には手すりを設置
  • 階段などの段差にも手すりを設置
  • 玄関には腰掛けを設置

段差は極力なくす

近年の住宅では少なくなりましたが、住宅内の段差により躓き、転ぶ危険があります。階段や玄関の上がり框のような大きな段差で躓くことは少ないかもしれませんが、数㎜~数㎝程度の小さな段差の場合、転倒リスクが数倍にも跳ね上がります。

というのも、老化による衰えにより、意識と体の動きが微妙にずれはじめ、それは足を上げる動作においても発生します。そしてわずかな段差がある時、思った以上に足が上がらず、数ミリの段差であっても躓いてしまうということが多発しています。

躓き、転倒するということは骨が丈夫で、筋肉量も多い若い世代にとってはなんてことのないことですが、高齢の方にとっては致命傷になりかねません。また、命に別状がないとしても、骨折などの重症を負う危険が十分にあります。骨折するということは、そのまま寝たきりとなってしまうリスクも抱えていますので転倒は絶対に避けなければならない問題となります。

このように、住宅内のわずかな段差は非常に危険であり、優先的に対策すべきであるといえます。特に気を付けるべき段差はドアの下部にも枠がついている場合ですので、ドア枠が下にもついていたなら対策が必須であると考えられます。

階段などの段差にも手すりを設置

階段は住宅内でも特に危険な箇所となり、その危険性については触れるまでもありません。そのため、階段に手すりがついていない場合には手すりを設置する必要があります。

理想としては、階段の両側に手すりを設置することが望ましいのですが、階段の幅などの制約により難しいかと思います。そのような場合には、降りる動作を行った場合の利き手側に手すりを設置するようにするとよいでしょう。また、ただ手すりを設置すればいいというわけではなく、適切な高さに手すりを設置する必要があり、階段の段々の先端部分から75㎝の高さに手すりが設置されていることが望ましいです。

なお、階段の登り切った部分には通常の手すりのほかに、垂直方向の手すりも設置することで力が入りやすくなり、利便性が向上するでしょう。

立ち上がる動作が必要な場所には手すりを設置

高齢により筋力が低下してくると、立ち上がったり座ったりする動作を行う時に非常に苦労することとなります。例えば、極短時間に筋力を集中的に使用したあと、力が入らない時に立ち上がる際には何かしらの補助が欲しくなるかと思います。

筋力の低下はそのような状態に似通っており、足の筋力だけで立ち上がったり座ったりするには厳しいものがあります。特に補助が必要な場所としては、トイレで、座面に対して立ったり座ったりし易いように手すりを設けてあげる必要があります。

手すりの形としては座面の横側に設置するL型の手すり、もしくは座面後ろ側に設置する跳ね上げ型の手すりのいずれかを手すりを設置する壁と座面の位置関係に応じて設置するとよいと思います。

玄関には腰掛けを設置

玄関では必ず靴を脱ぐ動作が発生するかと思います。健常者であれば、上がり框部分に座って靴を脱ぐことも簡単ですが、高齢の方にとっては難しい問題です。上記したとおり、筋力の低下により立ったり座ったりする動作を行う際には大変な苦労を伴うこととなり、特に上がり框のような高さのないものに座るにはより一層の苦労を伴うこととなります。玄関に手すりを設置することは現実的ではないため、腰掛けを設置し、簡易的に座れるようにするとよいでしょう。

まとめ

  • 高齢の方の利便性、安全性を向上するにはバリアフリー化が必要
  • バリアフリー化はポイントを押さえて行うことが重要

リフォーム業者には、知識のない業者や悪徳業者が多いのが事実です。そういった業者に工事をお願いしても、より危険な状況となってしまう可能性もあります。というのも、手すりなどを壁に設置する場合にはどこにでも設置できるというわけではなく、設置するための強固な下地が必要となるのです。そのような下地がないままに手すりを設置した場合には体重をかけただけで外れてしまう可能性もあり、非常に危険なものとなります。

そういった業者に引っかからないためには、全てを業者任せにするのではなく、ご自身が一定の知識をつけて自衛することが必要です。リフォームをお考えの方は少しずつ調査を進めていくことを、管理人は強くお勧めします。

こちらの記事でリフォーム業者の探し方をご紹介しています!あわせてご一読ください。

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