【購入・賃貸・リフォーム】犯罪マップ活用のススメ

【購入・賃貸・リフォーム】犯罪マップ活用のススメ

犯罪の発生件数は街の治安の良し悪しを判断する一つの指標になります。この犯罪発生件数を把握することで、ご自宅などの防犯対策を行うことが好ましいですし、引越しなどをご検討の方は、ご希望の地域がどんな状況であるのか事前に確認し、希望地域の選定に役立てることができるでしょう。そして、実はこの犯罪発生件数というものは、各都道府県警察により公表されているのです。そこで今回は、各都道府県より公表されている犯罪マップについてご紹介したいと思います。

犯罪マップの例

埼玉県警察では、地図上に犯罪種別を記載したマップを作成しています。ここでは、埼玉県の3つの地域を例にご紹介したいと思います。

京浜東北線 西川口駅付近(2016年3月21日〜2018年6月21日)

出典:埼玉県警察(https:www.police.pref.saitama.lg.jp/)

こちらは京浜東北線の西川口駅付近の犯罪マップで、地図中の「オレンジ色のひし形」が車上荒らし、「子」が子供を狙った不審者情報、「ひ」がひったくり、「自」が自動車盗難、「赤いギザギザ」が強盗を示しています。これらはそれぞれの犯罪について、1件毎にマークがなされ、数が多ければ多いほど犯罪が発生していることを示します。上図をみると、駅周辺(おそらくはコインパーキング)で車上荒らしが多発し、駅から少し離れた路地においてひったくりが発生していることがわかります。これは、西川口駅周辺は繁華街になっているため、雑多な街並みになり、人が多く集まる場所ながらも、人目につかない場所が多いことが要因として挙げられると考えられます。

出典:埼玉県警察(https:www.police.pref.saitama.lg.jp/)

また、駅から少し離れた場所では、犯罪発生件数が多少少なくなっているものの、それでもまだ多い傾向が見てとれます。少し離れたとは言え、繁華街周辺にはたくさんの人が集まります。良い人も、悪い人も集まるでしょう。そのため、繁華街周辺は治安が悪くなりやすいと言えます。

京浜東北線 浦和駅付近(2016年3月21日〜2018年6月21日)

出典:埼玉県警察(https:www.police.pref.saitama.lg.jp/)

こちらは京浜東北線の浦和駅付近の犯罪マップです。こちらも先ほどと同様に、犯罪1件毎にマークがなされています。こちらは駅の西側において車上荒らしが多く発生していることがわかります。ですが、駅の東側においては犯罪の発生件数が低くなっており、比較的治安が良いことがわかります。これは駅の西側は雑多な繁華街、東側は住宅街になっており、街の構成によっても犯罪発生件数が変わることが見てとれます。

出典:埼玉県警察(https:www.police.pref.saitama.lg.jp/)

こちらは駅の東側にすこし離れた場所ですが、上記した西川口駅付近と比べ、圧倒的に発生件数が少ないことが見てとれます。このことからも、住宅街では犯罪発生件数が少なくなりやすいと言えるでしょう。

埼京線 中浦和駅付近(2016年3月21日〜2018年6月21日)

出典:埼玉県警察(https:www.police.pref.saitama.lg.jp/)

こちらは埼京線の中浦和駅付近の犯罪マップです。こちらは先に挙げた3つと比べ、犯罪発生件数が大幅に低く、治安がよいことが見てとれます。埼京線は1985年に開業した路線で、比較的新しい路線であり、駅周辺の街並みも雑多な感じではなく、沿線には繁華街が少なく、住宅街が多いのが特徴の路線です。上記した浦和駅付近の例においては、繁華街で犯罪発生件数が多く、住宅街では少ない傾向であるとお話ししましたが、ここでもやはりその傾向が強く出ていると考えられます。

まとめ

  • 犯罪マップは地域の治安についての参考情報となる
  • 繁華街は犯罪発生件数が多くなりやすい
  • 住宅街は犯罪発生件数が少なくなりやすい
  • 繁華街の近辺においても犯罪発生件数が多くなる
  • 新規開業の路線は犯罪発生件数が少なくなりやすい

今回は埼玉県警察から引用した資料でご紹介しましたが、各都道府県警察においても同様の資料が提供されています。今回の内容はあくまでも一例であり、全ての地域において同様のことが言えるわけではないと思います。ですので、mお住いの地域やご希望の地域がどんな状況であるのかご確認されてみてはいかがでしょうか?特に、馴染みのない地域への引越しをご検討の方は、治安の良い地域や悪い地域についての情報が全くないと思います。そのため、犯罪マップを一度ご確認いただき、街の雰囲気を想像する手段の一つにすることをオススメいたします。